精神不安定

2022年07月09日 08:55
カテゴリ: 日記

公文書改竄の指示

赤木俊夫さんが精神不安定状態になっていることがわかる場面は、3分57秒あたりからです。

近畿財務局局員の赤木俊夫さんが亡くなられてから4年4ヶ月。赤木さんのような悲劇は、他にもあっただろう。国会議員と官僚、経済人、外国人との交流関係は、私たちの生活から見えないところで、今日もまた動いているのでしょう。

安倍政権下の不審死者が余りにも多い。
第一次安倍政権から現在までの自殺・不審死を遂げた人物を、赤木さんを含めて思い当たるだけ挙げてみました。

1. 2006年1月18日 野口英昭氏
安倍晋三後援会「安晋会」の理事で、ライブドア・グループのエイチ・エス証券副社長だった氏は、沖縄那覇市内のホテルで死体となって発見されました。堀江氏の元側近で偽計取引のキーマンでした。 

2. 2006年11月26日    森田信秀氏
森田設計事務所社長で、安晋会会長ヒューザー小島進社長から設計の依頼を受けていましたが、鎌倉の海に全裸死体となって発見されました。自殺として処理されています。

3. 2006年12月3日 竹中省吾氏
裁判官であった氏は、第一次安倍政権下で不審死を遂げました。住基ネット(今のマイナンバー制度の前身)に「違憲判決」を出した3日後に自殺。首を吊って自殺とされましたが、不自然でありました。

4. 2006年12月17日 鈴木啓一氏
朝日新聞論説委員であった氏は、東京湾に浮かんでいたところを発見され、「自殺」として処理されました。リクルート事件のキッカケとなるスクープや政権批判の記事などで朝日新聞の看板記者でした。最後の記事は、死亡の翌日に掲載された「りそな銀行、自民党への融資残高3年で10倍」であります。

5. 2007年5月28日 松岡利勝氏
農水相であった氏は、衆議院宿舎の自室(1102号室)で首を吊っているところを発見され、慶応大学病院に搬送され死亡が確認されました。現職大臣の自殺は、日本国憲法下の日本で初めてのことでありました。献金問題報道や米国から薬漬け牛肉の輸入の解禁に抵抗し、政権にとっては邪魔になっておりました。死後、司法解剖もされなかったといいます。

6. 2007年5月29日 山崎進一氏
緑資源機構元理事であった氏は、前日に自殺したとされる松岡農水大臣に政治献金をしていた疑惑が浮上し、28日まで事情聴取を受けていました。森林開発公団による官製談合事件の調査の最中に、マンションから投身自殺したとされます。「大物政界と接点」「連日の訃報異常事態」と当時の新聞も報じています。安倍首相による官邸での記者会見は「政治とカネ」疑惑への言及は一切ありませんでした。

7. 20013年4月17日 加賀美正氏
内閣情報調査室参事官であった氏は、都内自宅の浴室で死亡した状態で発見されています。浴室内に練炭が焚かれた形跡があり、自殺として処理されました。

8. 2013年1月27日 神宮司史彦氏
消費者庁審議官であった彼は、夫婦で同じ日に自殺とされておりますが、場所は別々のところでした。所謂「ガチャ規制」を推進していました。

9. 2014年8月30日 岩路真樹氏
報道ステーションディレクターであった彼は、部屋のドアを目張りして練炭自殺したとされていますが、生前、「自分は絶対自殺しない、死んだら消されたと思ってください」と言っておられました。甲状腺と被曝の関係、手抜き除染等の番組を制作。これを追求しようとした写真週刊誌フラッシュは、当該号を販売中止にしました。

10. 2015年7月23日 神原紀之氏
内閣参事であった氏は、特定秘密保護法を治安維持法として批判しておられました。屋久島の岩場で死体となって発見されています。

11. 2016年2月11日 野田哲範氏
自民党山田健司衆議院議員の秘書であった氏は、西宮市内の路上に駐車された乗用車の中で、変死体として発見されました。顔面の損傷が激しく、身元特定に難航した程でした。山田議員の不正を週刊誌に告発し「検察に行く」と言い残しています。練炭自殺として処理されました。

12. 2016年5月12日 名前不詳
UR所管国交省職員であった氏は、UR問題が表面化し、甘利明国交大臣が入院した直後、合同庁舎3号館より飛び降りました。自殺とされています。

13. 2017年3月6日 秋山肇氏
田中造園土木社長であった氏は、森友学園の8億円値引きの根拠となった残土処理を請け負っていて、「国に言われて埋め戻しをした」と証言していました。深夜、豊中市役所のトイレで自殺したと報道されています。家族の「心臓発作を起こした」という証言と食い違っています。喉を掻き毟った形跡があり、毒殺説があります。

14. 2018年3月7日 赤木俊夫氏
近畿財務局上席国有財産管理官であった氏は、神戸市内の自宅で自殺しました。安倍晋三記念小学院建設予定地の払い下げ価格交渉を背負わされていた池田靖統括官の直属の部下で、文書改竄に直接関わりました。警察の事情聴取も受けておりましたが、氏は「警察や検察に殺される」と奥様に話されていました。

数奇な運命

考えてもみたら安倍晋三元首相は生まれたその時から、満州国国務院実業部総務司長で、731部隊の石井四郎隊長の上司であり、A級戦犯で巣鴨プリズンの獄中でGHQと取引して死刑を逃れた岸信介元首相の孫、安倍晋太郎元外相の次男として、複雑な人脈の中という数奇な運命を背負っておられました。

亡くなられた全ての御霊に哀悼の誠を捧げます

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